勃起不全患者の25%が早漏の悩みも抱えている

勃起不全が引き起こす早漏

勃起不全と早漏を併発している人は多い

極めて短い時間で射精してしまい、性交によってパートナーを満足させられない状態を早漏と言いますが、実は勃起不全(ED)とも密接な関係があります。早漏とは、陰茎を膣内に挿入後、1~3分以内で射精してしまうことで、一方のEDは、陰茎が十分に勃起できない、もしくは一度は勃起して膣内に挿入できても、行為の途中で萎えてしまうことを表します。一見、この2つの症状に関係性はなさそうですが、実はEDを発症することで早漏をも併発するという人は多いのです。ED患者の25%は早漏にも悩んでいるとも言われるほどですので、EDと早漏は切っても切れない関係と言えるでしょう。

勃起不全が早漏を引き起こすメカニズム

では、十分に勃起できない状態なのに、なぜ射精するのが早くなるのでしょうか。この原因は身体的なことより精神的な要因によるものと考えられます。どちらも性交で女性を十分に満足させられない状態ですので、男性にとって性交に対して不安や悩み、緊張など抱かせます。そのため、うまく勃起できた場合は、中折れする前に性交をやり遂げなければならないとの強迫観念に駆られ、少しでも早く射精しようと無意識のうちに思い込んでしまっているのです。

勃起不全と早漏の関係

自律神経の働き

この現象は自律神経とも関係します。不安や緊張が強いと、自律神経は交感神経が優位になりますが、交感神経とは射精を促進する自律神経です。対して副交感神経が優位に働く時は心身ともにリラックスしている状態で、射精をコントロールするのもやりやすくなります。つまり、EDに悩めば悩むほど、早漏を改善するのが難しくなるということです。逆に言えば、EDを解決し、性交に対する不安や緊張を取り除くことができれば、早漏も改善しやすいと言えます。

ED治療薬による解決

したがって、ED治療薬により、EDだけでなく早漏も治療できる可能性が高いのです。EDが改善すれば「いつでも勃起できる」という自信が生まれ、そのため、すぐに射精しなくても構わないと射精に対する気持ちも変化します。ED治療薬自体に早漏の改善効果があるとの説明はありませんが、実際、EDを解決することで早漏の悩みも解決できたという人が多いことから、ED治療薬が処方される機会は多いです。