勃起不全の治療薬はあるのか

勃起不全の治療薬とは

ED治療薬の存在

勃起不全(ED)には治療薬が存在します。『ED治療ガイドライン』というED治療の指針には、「PDE5阻害薬」という一般的にはED治療薬として知られる薬が第一の選択肢として明記されています。ED治療薬とは、簡単に言うと勃起を妨げる物質の働きを抑えて、正常な勃起を促すための薬です。日本では、バイアグラ、レビトラ、シアリスが正式に処方可能なED治療薬ですが、いずれもNO供与薬やニトログリセリンなどの硝酸薬との併用は禁止されています。

ED治療薬の特徴

バイアグラ

世界で最初に臨床に用いられたED治療薬がバイアグラです。服用から30分から1時間ほどで効果が表われ、約4時間その効果が持続します。そのため、性交の約1時間前を服用の目安にするとよいでしょう。ただし、食事の影響を受けやすいという特徴があります。

レビトラ

バイアグラより食事の影響が出にくいのがレビトラです。服用するタイミングや効果の持続時間はバイアグラと同程度ですが、服用から30分程度で効果を発揮する即効性が大きな特徴です。

シアリス

シアリスの効果は服用から約30分で表れ、約36時間持続します。バイアグラとレビトラと比べ、この長時間の効果持続性が大きな特徴です。食事の影響も受けにくいです。また、EDの治療だけでなく、血管の健康改善にも効果が認められています。

ED治療薬の副作用

上記のいずれのED治療薬も、勃起を促すための血管拡張作用がありますが、そのせいでほてり、頭痛、めまい、消化不良などの副作用が伴うこともあります。また、眼障害や背部痛などの症状も報告されています。しかし、いずれの症状も一過性の軽度なものであるため、健康な人であればそれほど心配する必要はありません。

ED治療薬が効かない場合

陰茎注射法もあるが

勃起不全には上記のED治療薬が最も効果があり簡単な治療法ですが、薬の効果の出方は個人差があり、なかには効かない人もいます。ただ、何度か服用するうちに効果が表われるという人もいるので、5回ぐらいは試してみるべきです。それでも聞かないという場合は、直接陰茎に薬剤を注射して血液を増加させるという治療法もあります。飲み薬の方が簡単で安全なので、まずはED治療薬から試しましょう。