様々な勃起不全の要因

さまざまな要因によって引き起こされる勃起不全

勃起不全の分類

勃起不全(ED)にはさまざまな要因や種類があります。大きく分類すると機能性(心因性)勃起障害と器質性勃起障害ですが、この2つが絡み合った混合型の勃起不全も多いようです。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

心の問題が引き起こす機能性勃起障害

機能性(心因性)勃起障害は、すべてのEDのなかで最も症例が多いと言われる症状です。勃起に問題はなく自慰で射精できるにもかかわらず、女性との性交では十分な勃起が得られないという状態です。最初は問題なく勃起するように見えても、行為の途中で中折れしたり、コンドームを装着する段階で萎えたりといった状態も、このタイプのEDに分類されます。このEDでは陰茎や勃起機能自体に問題があるわけではありません。精神的な問題が原因となって引き起こされるEDです。たとえば、仕事のストレス、子作りのプレッシャー、夫婦の気持ちのズレなどが挙げられます。初体験時に失敗したことで勃たなくなったという例や、今まで問題なかったのにある日急に勃たなくなったという例もあります。緊張、ストレス、プレッシャーなど精神的な要因で起こるEDですから、その要因を取り除くことで回復するEDです。

身体的に問題がある器質性勃起障害

器質性勃起障害は、陰茎の外傷、神経や血管の障害など身体的な理由により勃起できなくなる症状です。下半身の麻痺や前立腺の手術後など、陰茎に直接関係する部位が要因となるのはもちろん、陰茎とは関係ないような病気でも勃起に影響を与えることはよくあります。勃起のメカニズムは体の各部が複雑に絡み合っているからです。たとえば、心臓病、血管の病気、高血圧、糖尿病、老化、男性ホルモンの低下、抗うつ剤の副作用なども要因となり得ます。このように生活習慣病と密接な関係にあるため、飲酒、喫煙、偏食、運動不足などもEDを引き起こす遠因です。特に、血管が硬くなり血流が悪化する高血圧と糖尿病の併発は、EDになりやすい最大の原因です。

複数の要因が引き起こす混合型勃起不全

機能性と器質性の混合型のEDも多いです。というより、EDはさまざまな要因が絡み合って発症するため、機能性と器質性を明確に区別できないことも多いと言えるでしょう。ただ、高血圧や糖尿病など生活習慣病が基盤にあるというパターンが多いです。